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福島南高等学校長 味原 正美より
「いじめ」についてお話をします。
日本国憲法にも「基本的人権の尊重」が侵すことのできない永久の権利として現在及び将来の国民に与えられるとされています。「人権」とは、誰でも太陽の光を浴びることができるのと同じように、誰もが当然に持っている、幸せになる権利と言ってもいいかもしれません。
でも、このような大事な「人権」が傷つけられて、壊されてしまうのが「いじめ」です。「いじめ」とは、「人権」を壊すこと、「人権」を侵害するということです。
これから、社会に出てからも様々なハラスメントには備えなくてはいけませんので、これからもし、起こったらと思って聞いてください。
まず、「いじめ」を受けたとき。あなたは、一人ではありません。あなたのことを大切に思っている人、心配してくれる人がいます。あなたは、この世に一人しかいない、大切な存在です。苦しいとき、一人で抱え込まないで、誰かに伝えてみましょう。あなたのそばにいてくれる人がきっと見つかるはずです。校長の私でも結構です。福島南高校は、あなたを皆さんを守ります。
次に、「いじめ」をしたとき。すぐ「いじめ」を止めてください。それは、あなた自身を守るためでもあります。あなたの心を魂を、傷つかないようにするためです。あなたも大切な存在です。あなたと同じ大切な存在の他者の「人権」を侵害していることを想像してください。すぐ「いじめ」を止めてください。「いじめ」を「いじめ」で返してもいけません。
最後に、「いじめ」を見たとき。あなたには、たくさんのことができます。いじめられている人に対して、一人じゃないこと、その人が大切な存在であることを伝えることができます。大人の人に先生に「いじめ」を伝えましょう。あなたが動けば、きっと何かが変えられるはずです。勇気をだして、行動してみてください。
私たち教職員も「いじめ」の未然防止や「いじめ」やその兆候を早く発見するよう努めます。合わせて生徒の皆さんが安心して夢を叶えるために学べる環境を生徒全員の手で作るよう努めてください。
〔参考〕
福島県教育委員会公式_福島南高等学校情報発信サイト
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